地域人材の育成に関する取り組みです。
この他にも、日本弁理士会から派遣されて行う小中高校での知的財産授業、当事務所が独自に行う高等学校での知財セミナーなど多数実施しています。
平成27年12月3日(木)、福島県郡山市において「知的財産の基礎 習得セミナー」を開催しました。
音の商標など「新しいタイプの商標」を始めとする近年の商標制度の動向、ブランド構築の基本的指針となる「知的資産経営」の考え方、オリンピックエンブレム問題にみる「商標権と著作権の交錯」などをテーマに、まずは知ってほしい商標権と著作権の基本的知識を学ぶセミナーでした。
なお、本セミナーは、税理士法人三部会計事務所様(福島県郡山市)のご協力により開催されました。
海嶺ゼミの第3弾は、単発講座「商標セミナー ブランドと知的資産経営」でした。
ビジネスにおいて、商標はブランド構築やリスク管理という観点からも非常に重要です。しかし、商標については「分かっているようで、同時に、分かっていないようで・・・」という方も非常に多いと思います。
日頃使用している商標には、ブランド構築の基礎になりにくい反面で安全と言えるものもあり、一方で、ブランド構築の基礎となり得る反面できちんと対応をしておかないとリスクを伴うものもあります。
それらの基本を学び、ポジティブなブランド戦
略の展開を目指すためのセミナーでした。
以下、当初の意気込みです。
「いわきで知財をゼミろう!」を合い言葉に「海嶺ゼミ」を開講します。
現代社会において重要性を増す「知的財産」のスペシャリスト「弁理士」が主催する少人数の勉強会です。
地元密着の視点から継続的できめ細かなサポートを行います。
知的財産に関心がある社会人の方、人材育成に熱意を持つ中小企業経営者、各種団体の方々、ぜひ「海嶺ゼミ」をご活用ください。
各種セミナーや企業内研修など、出前での海嶺ゼミも対応いたします。
当事務所は、いわき市に拠点を置く唯一の弁理士事務所(特許商標事務所)として、昨年10月23日、いわき産業創造館創業者支援室(LATOV6階)において開業いたしました。
事務所開設の目的は、ブランド・デザイン・コンテンツ・技術・人材など、地域の中小企業が有する無形の知的資産の認知(見える化)と活用を支援し、経営向上を実現することにあります。そして、事業遂行を通して成し遂げるべき課題として、次の3つを掲げております。
1 中小企業の身近な経営・法務の相談相手になること
2 地域への恩返しをすること
3 震災からの復興を地域とともに実現すること
また、昨年9月に行われた「第12回いわきビジネスプランコンテスト公開プレゼンテーション審査会(後期)」においては、当事務所のプロジェクト『東北の復興は、いわき発「地域力、ブランド力の復興」とともに。』が内閣府補助事業として採択され、その実現に向けて邁進しているところです。
この度、当事務所の開設目的の重要な一部であり、上記プロジェクトの一角をなす「地域人材の育成支援」に関し、「海嶺ゼミ」を開講し、小さいながらも新たな一歩を踏み出すことといたしました。
海嶺ゼミが、地元の意欲ある人々がいわき市で継続的に自己の能力開発を行うことができ、多様な専門人材と交流ができる場に育つことを心より願っております。
海嶺ゼミに関しましては、第一期の内容として「知財総合コース(知財検定3級レベル)」を開講いたしますが、今後さらに内容充実を目指し、「著作権コース(著検上級レベル)」、「知財総合コース(知財検定2級レベル)」など経営と知的財産・ビジネス法務等に関する学習機会を身近に、そして継続的に提供できるように心がけてゆきたいと考えております。
新たな商品やサービスが地域から産まれ、人々がそれらに誇りをもって生きる地域。人々が自己の能力を最大限に発揮し、生き生きと生きる地域。
その礎となるものが、地域の人々の力であり、無形の資産である地域力であると当事務所は考えます。
地域力の復興のため、そして「多様な専門人材が交錯し、中小企業・ビジネスパーソン・学生など市民とつながる街」を未来のいわき市の姿として思い描きながら、今後も引き続き、より良いサービスを提供してゆく考えです。
平成25年6月1日
※ 継続的な支援のため、顧問契約も承ります。(10社まで)
知的資産経営の推進、知的財産戦略、企業経営に係る行政手続のサポートなどによる統合的な経営支援。
(10万円/月~ : 税抜額)
支援内容及び報酬額については御相談ください。
業界における競合関係など、先のお客様の利益に相反する事情等が存在する場合、お請けできない場合もあります。予め御了解ください。